第二章 決意と計画

今日は職場の定休日で時間があるからと、ついにスマホをいじるだけで夕方になってしまった。

ネルソン大管長が数日前に「もう時間がありません」と言われたことを思い出した。なにか始めなければ。

そういえば、居眠りしている間におかしな夢を見た。母に「神殿結婚していれば昇栄できる」と言われて、わたしは号泣している。きっと、そんな簡単に昇栄できてしまうのが悔しかったのだ。もっと頑張れるのに、見くびられたようで。

でも実際、天の御父はわたしのことを愛してくださっていて、努力する限り成長のチャンスが与えられている。そしてこのことは、わたしの家族にも、友人にも、すべての一人ひとりに当てはまることである。わたしは居ても立ってもいられなくなり、今まで家族や友人にしてきた失礼な事柄を悔い改めた。そしてこれからは彼らのために祈り、仕えようと決意したのであった。

しかしそう簡単に行くものでもなく、わたしはその後生理痛に苛まれて多少八つ当たりをしてしまった。

そこで、ゲーリー・E・スティーブンソン長老のお話『神権の作戦ノート』に習って、神権者ではないけれども、「対戦相手に直面したときにどう対応するか分かるように,自分の行動計画と作戦ノートを作」ろうと思う。

わたしは弱い。少しのストレスでへこたれてしまう。気分の上下が激しい。こだわりが強すぎるところがある。すぐに人を評価してしまう。高慢になって大口を叩くことがある。素直になれない。

さて、もう日が変わってしまった。風呂に入って米をとがねば。行動計画は考えておこう。